千年の伝統に受け継がれる形
Shape inherited in a millennial tradition

Technique

mixed media, plastic expression

Material

aluminum foil, fibre-reinforced plastic, cement, dead wood, LED

Year of creation

2020





Concept

副題『枯山水、生命の記憶として枯木を生ける』

2014年まで特殊メイク活動もやっていた。
特殊メイクの作業工程の1つである人体の型取りをファインアート作品に応用することによって、従来のオブジェ作品の枠組みや概念とは異なる発想と、視線で独自の世界を追求している。
私は、これは造形物ではない、と考えている。人体は自然界にあるもので人工造形ではないのだ。
なぜ人体の形を使うのか。
特殊メイクで慣れ親しんだ人体の形が一番扱いやすいし、直接型取りしてその形を利用することは、それは、日本の庭園文化にある借景という考え方に近い。
作品に花器としての機能を持たせているのも重要である。そこに育てるための器、としての意味合いがある。
自然から形を借りた器、そこで命を育てる、この2つがコンセプトの重要な要素になっている。
私が作品(花器)に関わるのは、この花器の継続的な活用において、半分のところまでである。
自然を育む器を自然から引用して形にするところまでを担い、その先は所有者が生花など、新たな命を組み入れることで、その活用が始まる。多様な植物を生けながら長く使っていくことで、盆栽のような存在になる。
経過する時間の中で「育てていくこと」を体感することになる。
生命感を感じる人体の器で、花をいけることは通常の花器を使う場と、視覚的にも体感的にも「圧倒感」が異なる。
ここに私の狙いや想いがある。


Exhibitions



2020/12/09 (Wednesday) ~ 12/20 (Sunday)



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