re 泉による
re by Izumi

技法

墨絵

素材

墨, 画(箋)仙紙

寸法(mm)

330 x 240



コンセプト

書は文字を契機としながら、瞬間的な律動の中で、自己を燃焼し形成する視覚芸術である。私にとって、「書と非書の際」とは、その枠組みを破壊し、そして創造する試みである。「re」は、「逆」「反」「返」「再」の意である。この作は、黒は書くもの、白は残るものという概念を転換し、時間性・空間性に反旗を翻しつつ再構築したものである。それは、「白も黒も明らかならざる現代に対するささやかな共感と反発の相克における自我の回復」を根底とする。白にも黒にも、浮かび上がる形象があり、必ずどちらかが主でどちらかが副となる。白も黒も同時にメッセージを汲み取ることはできない。世の事象も同じ。人間は、その立場によって正義を作りかえる。立場が変われば、見方も変わる。多面的に物事をとらえることは、もはや神の領域といえるのかもしれない。だがこれは諦めではない。「だからこそ」という思索の中で、可能性を見出すための問いなのである。


展覧会



2021/01/08 (金曜日) ~ 01/31 (日曜日)



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