Material
Oriental inkDimensions (mm)
790 x 1530 x 700
Concept
昨年4月に、伊賀の赤井家で「長持に金剛経を書く」という公開制作をしました。
制作は終わらず、そののち富山・越庵KOSHIANにて継続しました。出品作は完成したものです。
『陰陽雑記』によると「道具が百年を経ると化けて魂を得、人の心をたぶらかす。
これを付喪神(つくもがみ)という」そうです。捨てられていくモノたち、人より長生きしてしまうモノたち…すべてに「成仏して欲しい」という願いを込め、篆書体(てんしょたい=漢字最古の書体)三十二体で書きました。
もしかしたら、節分(陰と陽の気が変わる)の日に隙間から邪気が入り込み、付喪神になっているかも…ぜひ作品をご覧になり、ご確認ください。
Exhibitions
2023/01/25 (Wednesday) ~ 02/19 (Sunday)
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